はなバルーンblog

gooブログからお引っ越ししました

ANIMAXの「MUSASHI」第3話はリテイク版

 2日に、ANIMAXで「MUSASHI」の第3話「タクアン和尚」が放映されたが、今回はついに修正が入ってしまった。第1話はロウニンのセリフ「気でも違ったか」のカットのみ、第2話はリテイク無しだったので、今後も本放送版そのままだろうと安心していただけに、驚きだ。

 私が観て気付いた範囲で修正点を挙げると、


 ・人物の輪郭の白いジャギ(Aパートで頻発)
 ・寺の中にいたはずなのに背景が空
 ・切れていたデスペラードの左腕
 ・アヤカシ女王蜘蛛の吐く糸の色


と言った部分が直されて、一応、絵的におかしく無いように、なっている。考えてみると、これらの修正箇所は、「ちょっと変で笑える」レベルではなく、明らかに一つの作品として未完成なので、直して当然ではあるのだが、デスペラードの左腕がない場面などは初見での印象が強かったので、それが観られなくなったのは、残念だ。

 一方、第3話最大の見所「GUN道奥義 ケンジャの舞」(未だに「ケンジャ」の漢字は不明)には、修正はない。これも、おそらく作り手の思惑とは違う映像となってしまったと思われるが、第2話の「落ちながら戦ってる」の場面共々「動き」が肝になっているので作画だけでは済まず、そう簡単には直せないのだろう。それに、結果的に本作序盤の「売り」になっているので、直したら台無しになりそうだ。
 いずれにしても、タクアン和尚最大の見せ場はANIMAXでもしっかり放送されて、よかった。落ちながらの戦いとケンジャの舞は、何度観ても笑えてしまう。また、ANIMAXで初見の人に「第3話はこれでも修正版だ」と言っても、信じてもらえないのではないかと、少々心配だ。今回のANIMAX版だって、決してまともな出来とは言えない。


 さて、こうなると、今後はどの程度修正が入るのかが、気になってしまう。
 まず、第8話の予告と本編でサブタイトルが違っている点などは、間違いなく直されるだろう。わざわざ浪川大輔を呼んで予告ナレーションを録り直すとは思えないので、第8話本編のサブタイトルが差し替えとなりそうだ。また、第11話における、ガン鬼の銃を手にした小早川秀秋が鬼の姿に描かれてしまった豪快なミス(ムサシ達の反応を見る限りでは、人間の姿でないとおかしいし、次の12話では何事も無かったかのように人間の姿に戻っている)が、どうなるかも注目したい。
 BS-iで「MUSASHI」本放送が終わった後は、3回にわたって総集編でつないでいたので、おそらくこの間に修正作業を行っていたのだろうが、まもなく後番組として「MUSASHI」とほぼ同じスタッフによる新作「RGBアドベンチャー」が始まるので、今後「MUSASHI」の修正をする余裕があるかどうかは怪しい。「MUSASHI」本放送終了後の一ヶ月で、鬼の小早川を含めて完全に修正出来ているのならば、話は別だが。


 それにしても、GyaOで本放送版を観ていてよかったと、つくづく思う。BS-iで第1話から録画している人(果たして何人実在するのか)が、うらやましい。中古で3,000円くらいまでなら「封印」DVD-BOXを買ってもいい気になってきた。ただし、いくら安くても新品で買う気はない。DVDが売れてしまうと、こんな未完成品でも商売になると関係者を勘違いさせる恐れがある。一発ネタとしてはともかく、今後「MUSASHI」に続く作品を作ってしまってはいけないだろう。

 なお、GyaOでの放送は、ちょうど本日配信開始分の第26話をもって、完結した。さっそく視聴したので、近いうちに、作品全体に対する感想も書くつもりだ。本当に「MUSASHI」は、突っ込んでも突っ込みすぎと言う事はないくらい、問題点が多すぎる。