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「やっとかめ探偵団」詳細判明

 今期注目のテレビ愛知ローカルアニメ「やっとかめ探偵団」に、ようやく公式サイトが出来た。
 すでに先週からテレビ愛知では新番組予告が頻繁に流れているにもかかわらず、スタッフキャストの情報がほとんどなく、アニメーション制作:ノーサイド、ナレーター:三遊亭円丈くらいしかわかっていなかったが、ようやくメインスタッフ・キャストが明らかになった。


 まず、声優については、少なくとも公式サイトに紹介されている人のほとんどは愛知県出身者で固められており、「正しい名古屋弁を喋る名古屋アニメを作ろう」と言う気合いが伝わってきて頼もしい。
 主演は杉山佳寿子さん。杉山さんは、名古屋では「地元出身の声優」としてかなり名が知られており、以前、妹の通っていた高校の文化祭で講演を行った事もあった。本作の主役にふさわしいと思う。
 老人キャラがメインの作品なので、杉山さん以外もベテラン声優が集まっているが、私がわかるのは森ひろ子さんくらいだ。と言っても、森さんの声は「妖怪人間ベム」のベラ役でしか聞いた事がないが。

 若手声優に目を向けると、個人的には後藤邑子出演が一番のサプライズだ。
 後藤さんが愛知県出身と言う事はもちろん知っていたが、10月から他にアニメレギュラー5本を抱える身で、愛知ローカルアニメにまで出演するとは思わなかった。放送まであと三日だが、後藤さんの名古屋弁を聞けると思うと、かなり楽しみになってきた。
 本作は、いわゆる「萌えオタ」が好んで観るような作品ではなさそうだが、「ぽんこつ名古屋弁」目当てにチェックするファンは間違いなくいるだろう。それを見越して、テレビ愛知は深夜アニメの合間にも番宣を流しているのだろうか。


 そして、スタッフに目を向けると、監督は鈴木卓夫氏、キャラデザインは関修一氏。鈴木監督は、最近は「ドラえもん」の各話演出でよく名前を見かける。また、本作の制作会社・ノーサイドは「ドラえもん」に制作協力で
参加している。
 関修一氏は、何と言っても「世界名作劇場」の数々の作品が印象深いが、テレビ愛知繋がりでは昨年放送していた「ワンワンセレプー それゆけ!徹之進」でもキャラデザイン(犬)を担当しており、確かに本作のキャラクターは「徹之進」に出てきた犬たちと感じが似ている。これが、今の関さんの絵柄なのだろう。

 それにしても、公式サイトの「声優さん・スタッフ紹介」を見ると、スタッフが異常なほどに詳しく書かれている。もしかして、第1話のOP・EDのテロップをそのまま書き写したのだろうか。


 ともかく、本作は初めて本格的に名古屋を舞台として、登場人物がきちんと名古屋弁を喋るアニメとして、かなり楽しみだ。公式サイトに名古屋弁講座があるあたりも気合いの入れようが伺えるが、放映エリアは愛知県だけだから、ほとんどの視聴者には名古屋弁解説は必要ない気もする。
 しかし、本作が愛知ローカルなのは面白いが、同時に残念でもある。関西弁ほどではないにせよ、テレビアニメでインチキなニセ名古屋弁が流れる事は多い(最近だと「瀬戸の花嫁」の三河海。名字が「三河」なのに三河弁でなくニセ名古屋弁という中途半端なキャラ)ので、こういう作品こそ全国ネットで放送して、正しい名古屋の姿を見せるべきだと思う。
 この手の地方発アニメだと、大抵は関東独立U局でも申し訳程度に放送があるものだが、今回はそれもないのだから、やはり「名古屋弁」は東海地区以外では売りにならないのだろうか。それはそれで、わかるような気もするが。