藤子不二雄
5月3日から5日まで、連休を利用して藤子不二雄両先生のふるさと・高岡と氷見へ行ってきた。 昨年のこの時期にも行っているので、約一年ぶりの訪問だ。 3日は、10時42分発の特急サンダーバードに乗って金沢経由で新高岡へ。本当は、もう少し早い時間に出かけ…
2月18日から19日にかけて、関東方面に遠征してきた。 いろいろなところを訪れたが、最初に行ったのは藤子・F・不二雄ミュージアムだ。「藤子・F・不二雄のSF短編原画展」の第2期展示が始まったので、さっそく鑑賞してきた。 今回、展示されていた原画は、 「…
9月3日から約2ヶ月ぶりに、10月29日に藤子・F・不二雄ミュージアムへ行ってきた。 目的はもちろん、始まったばかりの「藤子・F・不二雄のSF短編原画展」だ。 藤子ファンにとってはSF短編は説明不要の名作揃いだが、このミュージアムでは開館してからの11年間…
5月3日、急に思いたって藤子不二雄A先生の出身地である富山県氷見市に行ってきた。 この日に、特に氷見で何かイベントがあったわけではない。しかし、何となくいてもたってもいられない気分だったのだ。 藤子不二雄A先生が亡くなられて、今の氷見はどうな…
4月7日に、藤子不二雄A先生(「A」は正しくは丸の中にAだが、機種依存文字なのでここでは「A」と表記させていただく)が亡くなられた。 ご高齢ではあるので、いつかはこう言う日が来るとは思っていた。しかし、最近A先生のご体調が悪いという話は聞いて…
昨年12月に「「ドラちゃんのおへや」今後の方針」で宣言したように、昨年末から『ドラえもん』の初出誌調査を開始している。 とりあえず、大阪府の国際児童文学館で、調査できる範囲のものは調査してしまい、そこで調べられなかったものは他の図書館を当たる…
前回の更新から間が空いてしまったが、高岡旅行のつづき。 高岡旅行の三日目は、高岡市立中央図書館へと足を運んだ。 ここは、藤子不二雄両先生のコーナーが作られており、藤子先生の単行本や関連本の蔵書が非常に充実している上に、資料のコーナーでは『ド…
前回の続き。 突発的に高岡までやってきて、二日目は氷見まで足を伸ばした。 氷見は、言うまでもなく藤子不二雄A先生の出身地であり、高岡まで来たら氷見にも行くのは藤子ファンとしてはごく自然な行動だと思う。 高岡から氷見まではJR氷見線で行った。ハッ…
最近、全然旅行ができていなかった。 もちろん、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、不要不急の外出を控えるようにとの呼びかけがあったので、それに応えて旅行は控えていたのだ。しかし、コロナの感染が広まってから一年以上が過ぎて、もう精神的に限界に…
『モジャ公』は、私にとっては特別な作品だ。 私は藤子・F・不二雄作品全般を愛読しているが、そんな中でも『ドラえもん』以外にもう一作をあえて挙げるとしたら、私は『モジャ公』を選ぶ。そのくらい好きな作品だ。今回は、そんな『モジャ公』について、語…
毎年、映画ドラえもんの新作を観るたびに、このブログで感想を書いている。今年はちょっと公開日が変わってしまったが、基本的には毎年3月の年中行事として、すっかり私の中では定着している。 そんな映画ドラえもんについて、そのはじまりを振り返って書い…
2月22日から、WOWOWで「ドラえもん50周年」を記念しての映画ドラえもん一挙放送が始まった。 これは、映画第1作「のび太の恐竜」から、2018年公開の第38作「のび太の宝島」までの38作を、ほぼ公開順に放送するもので、大きな特徴としてはリマスタリングしたH…
ある日、ふとアニメ『ビリ犬』の放映リストを作ろうと思い立った。 『ビリ犬』のリストは、Wikipediaをはじめとしていくつか公開されているが、いずれにも若干のミスが見受けられ、以前から気になっていたのだ。また、なんとなく「なんらかのリストを作りた…
「絶版漫画」とは、なにか。 そのまま素直に解釈すると、絶版になっていてすでに新刊書店では手に入らない漫画単行本のことだ。レーベル全体が絶版となっているものもあれば、レーベルとしては現役でも、作品単位で見ると絶版になっているものもあると思われ…
4月より、「あにめのめ」枠で放映されてきたアニメ『笑ゥせぇるすまんNEW』が、今週で最終回を迎えた。 ただし、今週の放送は「玄田哲章セレクション 特別リピート放送!」と言うタイトルでの再放送(第7話を放送)であったので、実質的な最終話は先週の第12…
※ドラマ『スーパーサラリーマン 左江内氏』の内容に触れています 昨日、藤子・F・不二雄作品『中年スーパーマン左江内氏』を原作としたドラマ『スーパーサラリーマン 左江内氏』が、最終回を迎えた。 思えば、藤子不二雄両先生の作品は、いままでアニメ化の…
長年、一冊一冊と集めてきた「世界初の週刊漫画全集」こと藤子不二雄ランドを、とうとう全301巻揃えることが出来た。 先日、NU上映会で東京に行った際に、まんだらけ渋谷店で購入した『新編集 オバケのQ太郎』第13巻が、最後の一冊になる。 ちなみに、私が…
2月11日に東京で開催された、藤子不二雄ファンクラブ「ネオ・ユートピア」(NU)の第12回藤子アニメ上映会に参加してきた。 前回は2014年秋に行われたので2年半ぶりの開催となったが、今回はNUの30周年を記念しており、実際にこの会が発足したのが2月11日だ…
前回、「アニメ『モジャ公』を振り返る」というエントリを書いたが、そのときに書き切れなかった事が結構あるので、今回はそれらの書き残したネタについて、触れておきたい。 まずは、テレビ愛知における放映形態について。 『モジャ公』は、テレビ東京系の…
先日、テレビアニメ版『モジャ公』を、全話観終わった。 そもそも、『モジャ公』は1995~1997年に放映されていた作品で、私は当初本放送で観ていたのだが、放映2年目に時間帯が月曜19時に移った。そうなると、同じ時間帯の『ガンバリスト!駿』と重なる事に…
9月24日のロコドルフェスタに続き、翌25日は約1年ぶりに藤子・F・不二雄ミュージアムを訪れた。 展示室IIの展示企画は見たいものが多くて、本当はもっと頻繁に行きたいところなのだが、なかなかミュージアムだけのために上京するというのも時間的・予算的に…
本日、てんとう虫コミックス版『オバケのQ太郎』第1巻・第2巻が発売された。 てんコミとして新たなデザインの『オバQ』が出るのは、旧バージョンの<傑作選>全6巻のシンエイ版アニメに合わせた新装丁版以来だから、1985年から数えて実に30年ぶりと言うこ…
ついに、買ってしまった。 そう、CD-BOX『藤子・F・不二雄大全集』だ。 このCD、色々と不満点はあるものの、今まで主題歌以外はCD化されていなかった『オバケのQ太郎』(シンエイ動画版)の曲が一挙収録されているのと、CDは出ていたものの入手がきわめて…
今回のエントリ、タイトルを見て「なんのこっちゃ」と思われた方もいるかもしれない。 事の起こりは、母からの電話だった。あれは、2年くらい前だったろうか。いきなり「要らない『ドラえもん』はないか」と尋ねてきたのだ。 何のことかわからないので、よ…
先週の土曜日、11月8日に東京都西東京市にて藤子不二雄ファンサークル「ネオ・ユートピア」による第11回NU藤子アニメ上映会が開かれた。 第11回と言うからにはこれまですでに10回開催されてきたわけだが、私は残念ながら前回にあたる第10回はスケジュールの…
今日は、9月23日。藤子・F・不二雄こと藤本弘先生のご命日だ。 その、大切な日にこのブログでは、今年8月から公開されている「夏のドラえもん映画」こと、『STAND BY ME ドラえもん』について書こうと思う。 公開からすでに一ヶ月半が経った今頃になって、…
もう7月となって、かなり今更な感はあるが、約5年近くにわたって刊行され続けてきた藤子・F・不二雄大全集が、4月25日発売の特別追加巻『名犬ラッシー』をもって、めでたく完結した。 私がマンガ全集の完結にリアルタイムで立ち会ったのは、「藤子不二雄…
先週の6月21日に、東京の八重洲ブックセンターで開催された藤子不二雄A先生のトークショー&サイン会に参加してきた。 A先生のサイン会への参加は、これで人生二度目だった。初参加は2012年12月なので、約一年半ぶりの参加だった。この間、A先生のサイン…
昨日より、ANIMAXでついに「インド版」のアニメ『忍者ハットリくん』のレギュラー放送が始まった。 なんで「インド版」なのかをご存じない方は、とりあえずANIMAXの作品ページをご覧いただきたい。とにかく、インドでのハットリくん人気は凄まじいようだ。 …
発売から2ヶ月が経ってしまって、かなり今更感の漂う話題だが、ようやく刊行開始された藤子・F・不二雄大全集 第4期の第1回配本である『ユリシーズ』について、感想を書いておきたい。 第4期で刊行が予定されているのは、ほとんどが初単行本化となる作…