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「奏光のストレイン」が面白い

 本日は、「ゲゲゲの鬼太郎」第1作より「夜叉」「地獄流し」「さら小僧」の3本を鑑賞。基本的に1話完結なので、話数を気にせずに、観たくなった話から観ている。ただ、最終話の「妖怪ほうこう」は、やっぱり最後にとっておくつもりだ。


 さて、このまま鬼太郎の感想を書いてもいいのだが、さすがにDVD発売以来ずっと鬼太郎ネタばかりでは、少々気がひける。そこで、今日は現在放映中のアニメから、最近お気に入りの作品を取り上げる。
 少し前に、「秋の新番組で特に気に入った作品は…とタイトルを挙げようと思ったが、困った事に思いつかない」と、書いたのだが、ようやくお気に入りの作品が出来た。WOWOWノンスクランブルで放送中の「奏光のストレイン」だ。今はまだ少し迷っているが、最終話までの出来次第では、DVDを買うかも知れない。

 この作品は、放送が始まってから1ヶ月近く、録画したままで放置していたのだが、いざ観始めると、先の展開が非常に気になって、気が付くと6日放送の第7話まで観ていた。「小公女」を下敷きにして、美少女宇宙SFアニメを作ってしまうとは、盲点を突かれた。
 一気に観続けて、最後に観た今週の第7話で、この作品に完全にはまってしまった。まさか、ラヴィニアがここまではっちゃけたキャラになるとは。クリスタル画鋲や、艦内全裸三周など、あまりにもバカバカしくて感動した。後半でほっかむりをしている姿も笑える。
 それにしても、女性キャラが全裸で乳首まできっちり描かれているのに、いやらしさより先に笑いがこみ上げてくるのだから、素晴らしい。話の展開上、訓練生に一日休みを与える流れが必要だったのだろうが、それをこんなバカ話にしてしまうとは思わなかった。
 ともかく、テレビアニメでも、まだしっかりオールヌードは出せるのだと言う事を見せてくれた点で、評価したい。裸が出ればいいと言うものではないが、最近は湯気やらKEEP OUTやら姑息な手段で裸を隠す事が多かっただけに、あまりにもあけっぴろげな今回の描写は、非常に新鮮に見えた。

 しかし、第7話がこれほど楽しめたのも、序盤に重い話をしっかりと描き込んでいたからだろう。
 第1話でいきなりセーラの友人三人が死んでから、毎回のように死人が出ていたので、次は一体誰が死ぬのか、観ていて実にスリリングだ。3話まで観た時には、ロッティも5話あたりで死んで、空間機甲科の主要メンバーもどんどんいなくなるのではないかと思っていたくらいだ。
 ラヴィニアは、7話でスポットが当たった上に、エミリィをなくしてしまう大失敗をやらかしてしまったので、次回あたり危ない予感がする。彼女には、ぜひこの先も生き残って、セーラとの妄想を続けて欲しいものだ。


 1クール全13話予定の作品なので、折り返し点を回ってしまったが、兄の裏切り・二人(一人と一体)のエミリィの謎など、気になる点も多く、今後の展開にも目が離せない。とりあえず、セーラが空間機甲科に、それなりに馴染んできたので、そろそろ素性がばれて孤立する展開が、ある事だろう。

 ともかく、今期も無事(?)に、毎週続きが楽しみな作品に出会えて、実に嬉しい。