29日から31日にかけて、コミックマーケット71と、私が主催のミニオフ会のために東京に行って来た。
今回は、コミケ3日目が大晦日だったため、ギリギリまでスケジュールをどうするか悩んだのだが、今年は夏コミ3日目に参加できなかったので、冬だけでもと思って、結局2泊3日にした。
いつものごとく、東京での行動記録をまとめておく。なお、エントリの日付は12月31日だが、実際には年を越した2007年1月2日に書いている事を、最初にお断りしておく。
★12月29日(金)
新幹線で12時頃に東京に到着。
今まで、夏と年末の東京行きには夜行列車を使っていたのだが、今回は時間と体力の都合上、往復ともに新幹線を使う事にした。知り合いに「今日は新幹線で来た」と言ったら、みんな意外そうな顔をしていた気がする。ともかく、新幹線なら自宅から東京駅まで2時間半ほどで着くのだから、実に楽だ。これからは、上京はなるべく新幹線を使おう。
東京駅到着後は、昼食を取りつつ移動して、13時頃にビッグサイトに到着。
まずは、企業ブースを一回りして無料配布物を貰えるだけ貰った後、東へと移動した。東では、真っ先に「ネオ・ユートピア」ブースへ行き、新刊を貰った。今回は、旧ドラ特集で私もかなり関わったので、本を受け取った時は、いつもに増して嬉しかった。
その後は、目当てのサークル・ジャンルを一回り。作品としては「GUN道 MUSASHI」「錬金3級 まじかる?ぽか~ん」「Solty Rei」などの全年齢向け本が欲しかったのだが、ほとんど見つからず、残念だった。「MUSASHI」は、結構あるのではないかと思っていたのだが、意外と少なかった。
そして、コミケ終了後にオフ会参加者で集合した。今回は、事前に参加表明をいただいていた方以外に、コミケ会場で3名が飛び入り参加してくださって、私を含めて9名となり、思ったより賑やかな会となった。
オフ会の流れは、飲み屋で歓談→カラオケと、いつものパターン。元々、今回のオフ会は「藤子度低め」で考えていたのだが、予定通り(?)藤子以外のオタ話にほぼ終始した。メンバーが全員藤子ファンにも関わらず、藤子と関係ない話で盛り上がれるのだから、皆守備範囲が広いと言えるだろう。もっとも、「ドラえもん」関連などで、あまり盛り上がる話題がなかったせいもあるだろうが。
そんな訳でカラオケも、歌われた曲は藤子アニメ以外のアニソン・特ソンがほとんどで、1970年代から今年の新曲までバラエティに富んだ選曲となった。私自身は「最強○×計画」「STYLE」「斗え!ゴライオン」「ガッチャマンファイター」「LoveLoveLoveのせいなのよ!」などを歌った。この中で「STYLE」(「GUN道 MUSASHI」初代ED)はアニメソングから検索できず、歌手の「Kimeru」から捜して、やっと見つかった。「MUSASHI」には、ふさわしい扱いだ。もっとも、イベント限定でしかCDが出ていない「STYLE」がカラオケに入っている事自体、奇跡的なのかもしれないが。
カラオケは2時間予定+1時間延長して、23時過ぎにオフ会は終了。
年の瀬を、非常に楽しく過ごす事が出来て、いい時間だった。あらためて、参加してくださった皆さんには御礼を申し上げます。ありがとうございました。
★12月30日(土)
この日は、コミケ2日目に行くかどうか当日朝まで迷ったが、ジャンル的に2日目は合わないので、結局パス。午前中は、秋葉原をブラブラしていた。新品・中古合わせてCDを数枚購入。20日に発売されていた「奏光のストレイン」主題歌CDも、ようやく買う事が出来た。
そして、2006年いっぱいで店じまいするアキハバラデパート内で昼食をとった。個人的には、あまり訪れる事はなかった場所だが、秋葉原では真っ先に視界に入っていた建物なので、無くなってしまうと思うと、やはり寂しい。
午後は、都内の古本屋を回った。と言っても、翌日の事も考えて、今回は軒数も金額もほどほど。夜は、気分を変えていつもとは違うカプセルホテルに宿泊した。ここは、インターネットコーナーがあったので、重宝した。あらためて振り返ると、この日はあまり書く事がない。
★12月31日(日)
東京滞在の最終日。本日の目的は、もちろんコミケ3日目だ。
11時前に、ビッグサイトに到着。この時間帯だと、まだ入場列が少し残っていたが、進むスピードは規制解除後とほぼ変わらなかった。
入場後は東へ直行して、手当たり次第に目当てのサークルの本を購入した。事前に購入を予定していたサークルの本は、ほぼ入手できたので、まずはよかった。その後は、ブラブラと会場を回って、さらに本を購入。本をあまり買わなかった29日とは対照的に、3日目は買いまくってしまった。
そして、企業ブースへ移動。目当ては14時からの小野涼子・小暮英麻トーク&サイン会だ。リーフファンクラブ会員限定イベントなので、会員でない私は脇から眺めるしかなかったが、大晦日に英麻様のお声を聞く事が出来て、満足だった。小野涼子との掛け合いを聞いていると、相手が誰でも英麻様は英麻様だと、あらためて思ってしまった。なお、サイン会の途中には、なぜか「場つなぎ」として「ゆりしー」こと落合祐里花も飛び入りで登場。生ゆりしーを初めて見る事が出来て、ちょっと嬉しかった。
15時前に会場を後にして、帰途についた。さすがに大晦日となると、コミケと関係なく帰省などで新幹線の利用者は多く、帰りの自由席は座る事が出来なかった。仕方がないのでデッキで我慢して、18時頃に名古屋に到着。自宅には18時45分頃に帰り、3日間の年末東京遠征は終わった。
東京での3日間は、あっという間に過ぎた。楽しい時間ほど早く過ぎると言うのは、本当だ。
さて、今回のコミケを振り返ってみよう。
まずは、史上初の大晦日開催について。今までの冬コミ最終日と比べて、参加者の数がどう変化するか興味があったのだが、自分の体感だけで判断すると、3日目はいつも通りの混み具合だったと思う。やはり、大晦日であろうと何だろうと、来たい人は来ると言う事か。まあ、自分のその中の1人だったわけだが。
また、今回は米沢嘉博前代表が亡くなってから初めての開催だった事も、忘れてはならない。私は直接お会いした事はないが、今こうやってコミケを楽しめるのは、米沢氏のこれまでのご尽力があってこそだ。当ブログでご逝去について触れる機会を逃していたが、遅まきながらご冥福をお祈りさせていただく。
そう言えば、今回は企業ブースで「パピヨンローゼ New Season」「神様家族」の主題歌入りサントラアルバムを購入した。「パピヨンローゼ」は通販予定もあるが、「神様家族」は今のところ冬コミだけの販売。CSのみの放送とは言え、テレビアニメの主題歌がCD店に並ばず、イベント限定販売と言う状況は、ちょっとどうかと思う。確かに、そんなに需要があるとも思えない作品だが。
2006年は色々な事があったが、この東京旅行のおかげで、いい気分で年末を締めくくる事が出来た。「ドラえもん」の大晦日スペシャルを観なければ(新作アニメだけでテレビを消しておけば)、もっと気分がよかったかもしれない。
2007年も、体力と気力の許す限り、色々とイベントには出かけて行きたい。