ブログの更新が滞って3話分も溜まってしまったが、今のところ途切れずにリアルタイム視聴を続けている。
4月から、日曜はすっかり9時前には起きる習慣が付いてしまった。
さて、第10話を観てると、どうも第4作の第1話「妖怪!見上げ入道」を何度も連想してしまった。
古来からの伝承を無視して工事を行った結果として妖怪が現れ、小学生三人組が鬼太郎に助けを求める展開はそっくりで、小学生が男2人・女1人の構成まで同じだ。この話を、本シリーズの第1話として放送しても違和感はないだろう。そう言えば、実際の第1話も水虎の封印を破った小学生が鬼太郎に助けを求める展開で、本話と似通ったところがある。
要するに、このような展開は「ゲゲゲの鬼太郎」としてはオーソドックスなパターンだと言える。
お馴染みの展開であるだけに、ストーリーや戦闘シーンにひねりがないと凡作になる恐れがあるが、今回はまさにその点で失敗してしまったと思う。
前半で「雷獣は、存在を信じる物にしか見えない」と強調していたにもかかわらず、後半に大人達が雷獣の存在を信じて手伝う気になったのは「雷獣が見えたから」であり、前提と結果がまるっきり逆転してしまっている。
それに、意味ありげにねずみ男を一端退場させたにもかかわらず、再登場させなかった点も疑問だ。きっとねずみ男は妙な道具などを用意したあげくに戦闘には遅れてしまうと言ったオチに使うのだろうと予想していたので、結局「めでたしめでたし」だけで終わって、拍子抜けした。
同じ事は、鬼太郎と妖怪将棋を指していただけで後半出番がなかった子泣き爺にも言える。今回は仲間妖怪がいてもいなくても話に影響がないようなぞんざいな扱いで、明らかにキャラを活かせていない。
正直、今回は駄作だったと言わざるを得ない。
良かった点を挙げるとすれば、珍しく普通の女の子役で小林由美子の声が聴けた点くらいだろうか。また、先代子泣き爺の塩屋浩三氏が出ていたのも嬉しかった。が、それくらいしか挙げられないのはちょっと残念だ。